Avacus税金完全版②(ASK編)

こんにちは、資本人×会計士で最近何をやってるのかわからないにゃすでございます。

つい最近仕事で名古屋に行ったりもしたのですが、なぜかカフェオレを直飲みしたり、台湾ラーメンでなく担々麺を食べたりしました(どっちもメチャクチャ美味しかったよ!)。
名古屋で何をしたのかよくわからないね。名古屋の人も何があるのかよくわからないようだね。名古屋って不思議!!

ということで(強引だなぁ)、最近Avacus-Askと呼ばれるサービスが始まるようですね。簡単なことから専門的なことまで、幅広くできるクラウドソーシングということで期待しかありません。私も部屋掃除からプログラム開発まで、色々なことを頼んじゃいたいなと思います!

嬉しいプロダクトではありますが、そうすると心配になるのが利益計算や源泉徴収といったお悩みが発生するのもまた事実・・・。
ということで、今回はAvacus−Askに関する各種論点について書いていこうかなと思います。

免責:この記事は国税庁が出している仮想通貨に関する所得の計算方法等について(情報)に基づいて作成しておりますが、当サイト掲載されている情報・記事につきましては、情報の正確性・安全性を保証するものではありません。記事の内容によって被ったいかなる損害に対しても、当サイトでは一切の責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。
また、仮想通貨の税務処理について不明点があれば、税理士や税務署といった専門家等に相談してください。

 

1.事業所得と雑所得の区分について

仮想通貨の売買や物品の購入による利益は、原則として雑所得になるというのは前回の記事で記載したとおりだと思います。
所得税の対象になる所得は10区分に分けられるのですが、9区分のどれにも当てはまらない所得が雑所得として区分されます。(10区分の詳細についてはこちらを参考に!
ただし、仮想通貨の場合、事業所得等の各種所得の起因となる行為に付随して発生した場合には、その区分に従って処理することが考えられる旨、国税庁のFAQには記載されております。

じゃあASKの場合はどうなの?思うじゃないですか。
トレードでも物品の購入でもないなら、なんだよって思ってしまうじゃないですか。
しかもASKの場合は自分の本業やスキルを売ったり、簡単なお使いだったりするじゃないですか。じゃあどうするんだよと。

上記の各種所得の起因となる行為に付随して発生という部分を読み解くと、Askにおいては以下のようになるんじゃないかと考えられます。

・事業(本業)をAsk行ってトークンを入手した場合には事業所得になる。
・その他のことをAskで行ってトークンを入手した場合は雑所得になる。

じゃあ事業ってなんなんだよって思うかと思いますが、その点は下記のリンク先が非常にわかりやすいので、ご参照ください。

Freeeの記事

事業所得と雑所得との区分はどこにある?|BIZ KARTE

2.具体的な計算方法と例題(サービス提供した側)

サービスを提供して対価をもらうってのは、非常にシンプルになると考えられます。
それは、「もらったお金が売上になる」という点です。非常にシンプルですね。商売の基本だ。

ということは、結局「事業として行う」「事業以外のことを行う」という判断が重要になるということですね。
例題を見ながら、詳しく見ていきましょう。

例題1

イラストレーターを行っているAさんがデザイン業務を提供して、50000VACUSを受領した。
なお、Aさんは毎年青色申告を行っている個人事業主であり、受領時のレートは1VACUS10円であった。

所得区分の判定:イラストレーターが本業であり、毎年青色申告を行っているAさんが、デザイン業務を提供したのだから、当然に事業所得の売上に該当すると考えられます。
収入金額の判定:50000VACUS×10円 = 500000円の売上として処理を行います

 

例題2

イラストレーターを行っているAさんが、Bさんの家の段ボールの処分作業を完了して、対価として5000VACUS受領した。
なお、Aさんは毎年青色申告を行っている個人事業主であり、受領時のレートは1VACUS10円であった。

所得区分の判定:イラストレーターが本業であるため、段ボールの処分による報酬は、本業での収入ではない。よって雑所得として処理するべきと考えられます。
収入金額の判定:5000VACUS×10円 = 50000円が収入になります。

3.注意

所得税法第27条第1項及び所得税法施行令第63条に規定する「事業」については、その意義自体について一般的な定義規定を置いていないところ、その意味するところは、自己の危険と計算において独立して行う業務であり、営利性・有償性を有し、かつ、反復継続して業務を遂行する意思と社会的地位とが客観的に認められるものであると解されます。

要するに、継続・反復的に行ってないと事業じゃないよ!ということです。
この辺りは必ずと言っていいほど突っ込まれるので、きちんと継続・反復的であることを証明できるような活動で事業所得として申告をしましょう!!

4. Askを利用した側の処理

こちらの場合は基本的には前回の記事と変わりません。凄くシンプルです。
計算式は以下の通りになります!

計算式
提供を受けたサービスの価格 – 支払った通貨の数×取得単価 = 利益

基本的には利確扱いにはなってしまいますが、提供を受けたサービスが事業を行うために必要な経費である場合は、事業所得における経費になる可能性があります!
この辺りは実態を見て判断を行う必要があるため、迷った場合は税理士等の専門家に相談ください!
この判断を誤って後の税務調査でペナルティを払う人は結構多いので。

5.あとがき

Avacusを実店舗で使える場所が出てきたり、Ava-Sakeに色々な方がやってきたりと、Avacusコミュニティが広まりつつあることを強く感じます。
そんなタイミングで満を持してのAvacus-Ask。こんな面白いサービスを活用するからこそ、キッチリ利益計算は行わないといけませんね。

今後も大きな動きがありましたら、こういった記事は書いていきたいと思います。引き続き楽しんでいきましょう!

 

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